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Times Onlineの記事訳
私事で色々あってへたれていたまめです。
うぅぅ。拍手ありがとうございます(><) 凄く励まされました! うん! がんばるどー!!
ようやくKoHのレビュー(日本語)も読めたし(嬉) ただ時間の都合上、いろいろといいシーンがカットされているようですね。むーん、残念! でも来年のエクステンデッド版DVDに期待です!
さてと、オーリ&KoHに関するニュースだらけで、どうしようもなくなっているんですが、まぁ、これは興味深い内容なので訳しておきます。・・・Cosmopolitanも読みたいんだけどなぁ、手が回りそうにない・・・うーむ。困った。
Times Onlineの記事Great Scott
おや? 2ページある・・・(大汗) ひぇー!! ごめんなさい、これ訳すの相当かかりそうです(><) 訳し次第追記しますね・・・先が思いやられる
あと雑誌になった記事のスキャンが出ていました。ここにも貼って置きま~す



ようやく追記~ でも粗い訳しかしていないので間違えている箇所が多そうだ・・・。ダメ人間まっしぐら~
ともかく載せておきます。間違いを見つけたらリーアムパパの如く、愛を込めてほっぺた引っ叩いてやってくださいませ~
ネタバレは白抜き、オーリ関係の部分は太字にしています。
偉大なるスコット
リドリーの十字軍映画は論争をすぐに静めるだけのパンチが効いている。覚えてろ! 彼はガース・ピアースに語った。
リドリー・スコットが十字軍の映画を作りたいと宣言したとき、ハリウッドの重役たちは彼ら自身にこう問いかけた。「ヤツは気が狂ったのか?」 イスラム教徒の映画の大いなる展望はキリスト教徒をイライラさせた。スコットがこの映画の主役にオーランド・ブルームを抜擢した事実は彼らをズタズタに引き裂いた。もしアラーの怒りが十分でなかったら、きっと少年は、男としての仕事をやり遂げるだろう。そして彼らは、本当に重要なたった一冊の本を重ね重ね読み返して調べあげた。3度オスカーにノミネートされた監督は、ドリームワークス(グラディエーター,2000)、MGM(テルマ&ルイーズ,1991とハンニバル,2001)、20世紀Fox(エイリアン,1979)に莫大な利益をもたらした。彼は砂漠で金脈を見出し、エルサレムを再建できたのか? 財政的な強硬論者は勝ち、十字軍は始まった。
結果KoHは世界規模の公開を3週間後に控え、今多大なる栄光の下、ベールがはがされた。そして全ての苦難は取り除かれた。スコット~67歳のハリウッド史のボックスオフィスで最も成功した英国監督~彼は素晴らしい映画を配給した。これは偉大なる作品の一つだ。~はらはらするようなシーン、巨大な戦闘と複雑な問題、強い性格俳優の助力を全てひっくるめてだ。彼は12世紀末、そのような原因で争ったキリスト教徒、イスラム教徒両方に敬意を払って扱っている。彼はまた、28歳の奮起したブルームから輝かしい演技を引き出している。そしてブルームは主役の責務を十分に果たしている。しかし本当の戦い、それは1億2500万ドルの予算と6000万ドルのプロモーションと広告費の回収なのだ。
「私はあえて金について考えるだけの肝は持っている」とスコットは言い、「私の仕事は予算に見合った映画を作る事さ。さもなきゃ映画会社からはらわたを引き抜かれるだろうよ。それに私はまた、疑念を抱くのは杞憂に過ぎないと証明したかったんだ。私がローマ映画をラッセル・クロウ主演で作りたいと言ったとき、最初は皆馬鹿にしたんだ。だから、「チョット待てよ!」って思ったね。彼らはKoHとオーランド・ブルームに同じ様な考えを持ったんだよ。私はこう言いたい。「これを見てみろ」ってね」
20世紀Foxが映画の打ち上げに選んだカリフォルニアのパサデナで我々が会ったとき、スコットはけんか腰モードだった。グラディエーター以来、去年のトロイやひどく恐ろしい出来のアレキサンダー、同様に柔弱なキング・アーサーなどの粗悪な模造品が作られた。全て予算~そして損失~は莫大だった。KoHでは、この映画の師範が監督している、という感がある。地平線に立つ十字架から、埋葬されようとしている白いベールをつけた女性のシーンまで、確かさに満ちている。
ブルームの起用で最も重要な論争の的となる、1186年を舞台にしたこの映画への懸念の多くは、最初の30分に集中している。鍛冶屋から軍人になるブルームのバリアンの失敗、それは彼に観客が感情移入する前にあまりにも多い事柄に関与していることだ。またよく知られていないエヴァ・グリーンという主演女優は、映画の最後の3分の1のため黙って美しく謎めいて見えるだけに留まっている。だかこれらは、観客を時代に熱中させる力を持つ絶大なスケールに比べれば、些細な不平に過ぎない。
バリアンの人生は、立て続けに起こった悲劇によってフランスから覆された。彼の子が死に、罪の意識に苛んだ妻は自殺する。まるでそれでは十分でないかのように、さらに彼は過去の秘密を突きつけられる。
第2次十字軍の途中でフランスに寄った、イギリス貴族で軍司令官として尊敬されているイベリンのゴドフリーがバリアンの父であると判明する。ゴドフリーはバリアンを後継者に任命し、エルサレムへ行く者達と同行するよう勧める。しかしバリアンは村に残り、悲嘆とその遺産を甘受しようとする。しかし愚かな司祭がバリアンの怒りを引き起こし、鍛冶工場で地獄が解き放たれる。司祭は、バリアンに赤く焼けた剣で串刺しにされ、火炉へ押し込まれる。
完全に崩壊した彼の人生のため、バリアンは父と共に旅に出るため馬を駆る。彼は救済はエルサレムへ辿り着くことでのみ得られると信じているからだ。彼は血筋だけでなく、剣の達人と分かったため歓迎される。鍛冶屋業でつけた筋肉(いつもはほっそりしているブルームはこの役の為20ポンド増量した)による彼の天性の剣を操るスピード同様、凄まじい獰猛性は、戦に関わることを余儀なくする。このようにして旅は始まり、スコットによる息を呑むような監督、123人のバッハ聖歌隊とトルコ人音楽家に演奏された耳に残るような音楽の裏打ちが140分に濃縮されている。
「私はBA、つまりだらだらした話になるのを恐れたんだ」とスコットは言う。「我々は多くの舞台やオペラでそんな光景を見ている。この映画では観客が時計を見るようなことをさせたくなかったんだ」バリアンがエルサレムへ行き着くため海と砂漠を乗り越えるような可能性はない。彼は結局神ではなく、キリスト教徒の王ボールドウィン4世の妹シヴィラ姫に救済を見出す。スコットはブルームを援護するため一流の人々を起用した。ハンセン病に冒された仮面のボールドウィン4世にエドワード・ノートン、王の平和を愛する助言者ティベリアス役にジェレミー・アイアンズ、血に飢えたレイナルドにブレンダン・グリーソン、ゴドフリーの精神的な支えにデヴィッド・シューリス。スコットは歴史に忠実でも、改変しすぎもしなかった。イベリンのバリアンはイスラム大将のサラディン(シリアの俳優でイスラム教徒のガッサーン・マスウッドが演じる)に対して、エルサレムを防衛した。そしてフィクションのゴドフリーを除いた全てのキャラクターは、事実上実在していた。それら実在のキャラクターは資料に基づくが、厳密には一致していない。この映画の始まる一年前の1185年、24歳でハンセン病の王ボールドウィンは亡くなっている。
だがスコットは多少皮肉な歴史家からも幅広い支持を得ている。その中にはイスラム学者のハミド・ダバシも含まれる。「間違いがある」ダバシは言う。「サラディンをいささか英雄的に扱いすぎているのだ。サラディンはイスラム教徒よりキリスト教徒から常に尊敬された。そして身代金を払う余裕があるものに対して、慈悲を見せたんだ。しかしこの映画では、この時代の宗教と戦争の難しい問題を可能な限り正確に扱おうとしている。イスラム教徒の描き方にはなんら問題ない」
イスラム系のウェブサイト上をまだ不安な囁きが行き来しているにも関わらず、スコットは全くもって思い悩んでいないようだ。開襟シャツの上にグリーンのVネックのセーターを重ね着し、たっぷりと中身の詰まった葉巻ケースを持った彼の姿は、まるで行きつけのパブに飲みに行くような格好だ。「論争を止めさせようとするには、正確であろうとし、真実を語ることだ」と主張する。「もちろん、バリアンが鍛冶屋だったという証拠はない。だがそうでなかったという証拠もない。歴史家という者は推測する、という余地がない。だから何かを生み出すために脚本家のビル・モナハンのような劇作家を我々は必要としたんだよ」
「これのような映画作りで最も退屈な部分はそれの純粋な労力だよ」と彼は言う。「私は毎晩、トレイラーで各部門のチーフとミーティングをして、こう言うんだ。「今日は何が上手くいかなかった?明日はどうすれば上手くやれるか?」私は物事を正しく推し進めたい。ここで人気コンテストをやっているわけじゃないんだ」
「毎日膨大な人数のクルーとエキストラがいて、2500人分の朝食と昼食が作られる。そこで人間は、着飾って漠然と幸せそうして、本来は仕事してなきゃいけない手にコーヒーをもっているような状態になるんだ。9時になったら早くしなければならない。9時30分に撮影を始めなければ、立ち往生する羽目になるんだ。全ては念入りに組み立てられている。私の頭にはストーリーボードがあり、それを実際良く描けるよ。なにせ7年間学校でアートを学んだからね。だからそのシーンがどのようになるか分かるんだよ」
スコットがブルームを選んだことを討議するときは、映画会社の緊張をほぐすために不可欠な信頼性は一層高まる。「私は決して再考しなかったよ」彼は言う。「私はBHDで兵士の1人として彼を使い、彼がその役をやるのを見ることが出来た。彼はそう考えなかったようだが。私は彼から最高の演技を引き出すように、スポーツコーチのようにならなければならなかった。私は「巨大なセットや映画のスケールを考えるな。演技に集中しろ」って言ったよ。彼はやりとげた。彼は素晴らしいよ」
慎重なブルームはそんな風に見てはいない。彼は休みがほんの少ししかなかった、スペインとモロッコでの5ヶ月にわたる130日の撮影について話した。一ヶ月続いた風邪と2,3箇所の剣闘での傷は無視しなければならなかった。彼は周囲の有名俳優に少し圧倒された。「結局全てのことを心から締め出して、解放しないといけなかったんだ」と彼は言う。「映画を見たばっかりなんだけど、ファンタスティックだったね。だけどいっつも自分には不信を持っているんだ。もっと上手くやれないかってね」これに関してはトロイでの女々しくしまりの無い演技より完璧に改善されている。もし彼がかつて満場の喝采を浴びることを懸念するなら、アレキサンダーのロンドン試写へ行き、映画でのブロンドの髪と黒い芋虫眉のコリン・ファレル登場で起こった観客の大爆笑を聞かなければならない。だがそうではなく、ブルームは実に立派な演技をしている。7年間の嵐のようにめまぐるしい経歴~LotRのヒーローとしてドラマスクールから飛び立ち、PotC(今続編の撮影中だ)で方向転換した~の後、現代劇の新作エリザベスタウンで物思いに沈んだ役を演じている。そこには完全に生まれ変わり洗練された主演俳優がいる。
おそらくこの映画で最も論議を呼ぶ解釈は、ブルーム演じるバリアンが神を見出さないことだろう。彼はエルサレムで殺しと破壊を目撃し、こう言う。「ここがもし天の王国なら、神はこのままの状態を続けるのか」しかしバリアンからサラディンへの街の受け渡しは、イスラム教徒を大虐殺し、ウルバン2世の布告で聖地はキリスト教徒の物となった1096年の第一回十字軍のようなことは全くなかった。
「バリアンは私のように、寛容な不可知論者なんだ」とスコットは言う。「私はここで、もう一つの聖戦を起こそうとしてるわけではないんだよ。私はあらゆる西側の人間が善人というわけでなく、またイスラム教徒の全てが悪人というわけじゃないという事実を伝えようとしているんだ。悲劇というのは、十字軍以来900年間、我々は未だお互いの意思疎通が図れていない、ということだ。我々はお互いの不和を本当に解決しようとしたことは一度も無いのだ」
さすがりどりん卿! 一言一言が重いです。 そしてオーリ!! 謙虚な姿勢に惚れ惚れですわv